N64ゴールデンアイ007のデコンパイルプロジェクト

改造

N64ゴールデンアイ007のデコンパイルプロジェクトの紹介です。

最終更新 (2026/09/18)

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N64パーフェクトダークのデコンパイルについては既に完了し、PC移植版も出てきています。

デコンパイルとは

「デコンパイル」(逆コンパイル)とは、機械語からソースコードを復元する作業のことです。
つまり、「ゴールデンアイ007」のN64のCPU用に組まれた機械語(バイナリ)を紐解き、人間が読めるソースコード(C言語)に直していく作業を指します。
ソースコード化することで内部の処理構造が解明され、ゲームの仕組みの調査、ハックロムの開発、さらには他ハード(PC等)への移植作業が実施できるようになります。

復元したソースコードをコンパイラに通してROMをビルドし、オリジナルのROMとバイト単位で完全に一致(マッチング)させることで、デコンパイルが100%完了したと判定されます。

リコンパイルとの違い

最近は、リコンパイル(静的再コンパイル)という手法もよく見かけるようになりました。
言葉は似ていますが、デコンパイルとは異なります。
一般的には「リコンパイル」というと単にコードを「再コンパイル」することを指しますが、レトロゲームの移植分野では「静的リコンパイル」という技術を指します。

デコンパイルが「人間が理解・改変できるように綺麗なソースコードへ戻す作業」であるのに対し、リコンパイルは「N64の機械語をPC等で直接動く機械語へそのまま機械変換する技術」です。
リコンパイルは短期間でPC移植版を作れるメリットがありますが、中身の処理は人間には解読しにくいため、ハックロム作成や詳細な仕様調査にはデコンパイルが不可欠です。

プロジェクト

以下がN64ゴールデンアイ007のデコンパイルプロジェクトのページで、進捗率を確認できます。
https://kholdfuzion.github.io/goldeneyestatus/

プロジェクトは、KholdFuzion氏によって進められ、axdoomer氏やGoldenEye Depot氏ら多くのメンバーの支援によりデコンパイル作業が進められてきました。

そしてここ数か月怒涛の早さで作業が進み、2026/08/17についに100%完了となりました!
おめでとうございます!

PC移植版の開発

デコンパイルが完了したということは、全てがソースコード化されたということで、裏の仕組みが全て丸裸になりました。
調査にも役立ちますし、ハックロムの幅も広がります。
また、一番大きな部分では、PC移植版の開発を進めることができるようになります。
現在、PC移植版の開発も進められているとのことです。

パーフェクトダークの時はデコンパイルが実質完了した後、半年ほどでPC移植版が出てきました。
恐らく、ゴールデンアイ007も同じくらいか、並行して開発が進められているため早めに出てくると思います。
続報に期待ですね!

現在N64をPCでプレイするためには、エミュレータを使用する必要があります。
エミュレータはあくまでN64本体を擬似的に再現したソフトを介して動作するため、基本的にN64の動作に依存します。
しかしPC移植版はPCネイティブで動作するため、N64機能の制限を受けず、PCのスペックを最大限に生かして動作させることが可能となります。
その結果、パフォーマンスの改善や高画質化、高フレームレート化等の機能強化が期待できます。

更新履歴

  • 2026/09/18
    • 記事全体の「逆コンパイル」を「デコンパイル」に修正
    • 「デコンパイルとは」の説明文を修正
    • 「リコンパイルとの違い」を追加

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